ケリケリ ベイオブアイランズ ニュージーランド
1800年代はじめ、ケリケリにはマオリの総長ホンギヒカをを率いる砦がありました。ホンギは、当時ニュージーランド北島で一番権力が強く他の部族から恐れられていました。そのホンギの了解のもと、イギリスから渡ってきた宣教師達はケリケリ川の流域に二つ目のキリスト教伝導所を建てることに決めました。何でも育つ肥沃なこの土地は、その当時宣教師サミュエルマースデンを率いる人々を、大いに助けたことでしょう。
1822年には、ニュージーランドに残る最古の木造建築ケンプハウス(KempHouse)が建てられます。それに引き続き、1836年までには、最古の石造建築ストーンストアー(StoneStore)が建てられキリスト教伝導所として使われます。これらケリケリ川(Kerikeri River)沿いに隣り合わせて建つ二つの歴史建造物に加え、川の対岸にはマオリ族の当時の生活を再現したレワズビレッジ(Rewa’sVillage)があり、これらはベイオブアイランズの観光名所の一つとなっています。
そこから車で数分、または川沿いの遊歩道を歩き一時間のところには、高さ27mの美しいレインボウ滝(RainbowFalls)があります。さらに足をのばせば、プケティ森(PuketiForest)-ニュージーランド原産の木カウリ(Kauri)の森-をご覧いただけます。
ケリケリの町の中心部には一般の商店が建ち並び、ベイオブアイランズの商業の中心となっています。また、ケリケリは美術や芸術に力を入れている町で、町の中には美術工芸品を売るお店や、お洒落なカフェやレストランが多く見られます。そしてベイオブアイランズでたった一つの映画館もここにあります。
一歩町から離れると果樹園の畑が広がります。ここでは、オレンジやキウィフルーツをはじめ柑橘系のくだものが中心に栽培され、日本へも輸出されています。時間があったら果樹園をのぞいて見るのも楽しいでしょう。
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